7月20日(日)火渡り柴燈護摩祈禱・土用大暑土落法要

7月20日(日)

当山明治神宮前にて、火渡り柴燈護摩祈禱が執り行われます。天上におられる神や仏に、護摩木を燃やした時の煙にのせて届けます。柴燈護摩は国家安寧・五穀豊穣・無病息災・福寿円満の為に修したもので、形式的には柴を焚いて、目に見えない魔障の降伏を祈るのですが、内面的には行者自信をはじめ、参拝者の煩悩を消除して滅罪生善の利益を得んが為修法で災いを転じて福となす為の方法であります。「火渡り」は、衆生救済の誓願によって厳修されるこの柴燈護摩に続いて行なわれ護摩の浄化を罪障を焼き滅ぼすという功徳を授かる為に行われるものです。諸魔を祓い、祈願成就を願うと同時に火の中を渡ることにより火傷三昧に入り、不動明王と同じお姿、境地になるのです。土落とも云い夏の土用に火渡りをを行ずる事により、一年間の健康・長寿を授かります。